SaRiのこだわり 演奏用ドレス。その②

SaRi

2012年07月14日 10:49


SaRiのこだわり 演奏用ドレス。その②

演奏用ドレスは

ウエディングや

パーティー用のドレスとは違って、

演奏するための機能が満載。


直立不動なウエディングドレスと違い

演奏時はたくさんの運動量があります。


腕をあげたり下ろしたり。。

前かがみになったり

反ってみたり。。。


美しい曲を演奏するには、

体全体を使って、

第六感までも使って

表現していきます。


同じ曲でも

演奏者が変わると

微妙に音や曲調が変わってくるように

演奏者は

感じるままに。。


なので、
良く動きます。。


ヴァイオリンにしろ、

ピアノにしろ

腹式呼吸。


その

素晴らしい演奏の邪魔にならないよう

いやいや、

演奏のお手伝いができるよう

体に合わせて

設計(製図)していくのが

パタンナーの

腕の見せ所!


何度も仮縫いをして

手直しをして

また、仮縫い。。


その

手間暇かかった土台に

美しくデザインをしていくのが

デザイナーのお仕事!


曲に合わせて

ドレスを誂えることも多いので、

まず、その方の演奏会に出向きます。


もちろん曲は聴きますが、

どんな動きで演奏するのか。

やはり、

その人その人で演奏時の癖みたいなものはありますね。



ピアノは座って演奏。


入場から

挨拶、

座って演奏

終われば

立って

おじぎ。

退場。


全ての流れが

見せ場であり

アーティストとしてのポリシーもあります。


ヴァイオリンは立って演奏。


伴奏のピアニストと

音合わせをする際

チラリと見せる後ろ姿。



デザイナーもアーティスト。


この見せ場に、

演奏者と演奏の

魅力を最大限に引き出す

ドレスををデザインする。


出過ぎても

引きすぎてもいけない。

ちょうど良いバランスを。。


デザイナーは黒子です。

陰で支える黒子の存在。

デザイナーが出過ぎてはいけないのです。


デザインが決まれば

また、パタンナーの出番。


お洋服は製図が命!

綺麗なラインのドレスは、

ミリ単位の

製図で決まります。

繊細な作業。

製図を担当するパタンナーの存在は大きいです。



デザインも

製図も

OKになれば

今度は縫製。

職人技を持つ


クチュリエ(洋裁師)の登場です!


指示どうりに

パタンナーと

デザイナーの思いを

一着のドレスに注ぎ込み、

ひと針ひと針

手作業で

丹精込めて

作り上げていきます。


こうやって

多くの作業と手間暇をかけた

世界に一着の

オリジナルドレスは

ご注文を頂いた

クライアント様のもとへ。


私たち

オートクチュールSaRiのスタッフは

一着一着に

最高の技術と想いをこめて


どうぞ、

お幸せに。。

そして

このドレスで

最高の演奏を。


その演奏で

みなさまの

幸せと安らぎを癒してください。。


そんな想いでお仕事をさせて頂いております♪



次回は、

ドレスのその後。

メンテナンスのご紹介です。

おたのしみに❤


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オートクチュール SaRi

【HP】http://www.sari-yamagata.com/









Produce by Haute couture SaRi

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